キャラクター詳細Character details
カーラム・グランフォージ
剣鎧都市アロンダイトのとある剣匠に弟子入りしていた鍛冶師徒弟の少年。
思い込んだら一直線。
信念を曲げず、ひたすらに駆け抜ける一途さは長所でもあり、短所でもある。
若さゆえか血気盛んな所もあるが、年齢を考えれば思慮深いところもある。
鍛冶師界隈においてグランフォージ家は名工の血統と言われており、両親が早世したおりにその親友でもあった師匠に引き取られ、拳骨と共に鍛冶の技を叩き込まれながら成長した。
西方教会に異端視されかねないため口にすることはないが、実父の
「聖国の神器である霊剣はグランフォージの始祖が鍛えたものだ。始祖に並ぶ匠となれ」
という遺言を心の支えとしており、実際に巷間に伝わる神器としての《力》の片鱗を宿した「霊剣・偽」を鍛えることが出来てしまったことが、その傾向に拍車をかけた。
兄弟子にあたる師匠の実子が従軍先で戦死したことを契機に、とある目的の為に師匠の元を離れる決意をした。
「戦争が終わらないのは、アルテミシア殿下の元に神器が揃わず、聖王の座が空位だからだ。それなら俺が鍛えるしかない。
平和にするには、“俺が”霊剣を打つしかない。その為には――」
- イラストレーター
- 2017専門学校イラストコンテストNPC部門採用NPC