キャラクター詳細Character details
ハバキ
救世堂衆の中でも高位の僧と目される、巨漢の中高年男性。
弟子も多くいるらしいが、本人は風の吹くまま気の向くまま、衆を頼むことなく個として迷える魂を救う為、ブリアティルト中を東奔西走、救世の旅を続けている。
救世堂衆の僧侶は、霊力を乗せた拳で滅することにより魂を浄化し、汚れない状態での生まれ変わりを助ける。
改宗を迫るでもなく、現生における改心を促すでもなく、ただただ「悪なり、邪なり」と定めたものを討ち滅ぼす。
それが彼らの根本的な理念であり、最も話題となりやすい表だった活動でもある。
「苦痛を伴う死は誰にとっても恐ろしい。いわんや覚者たり得ぬ悪人をや」
しかし、それで汚れた魂の浄化を躊躇うのは本末転倒。
そこで彼は、ひとつの思想を固めるに至った。
「悪人に対する慈悲とは、拳を止めることに非ず。
苦痛を感じる暇もなく、速やかに送ってやることこそ真の慈悲であろう」
それを実践するため、彼は拳を極める道を選び、広く武名を知られるようになった。
だが、俗世の名声など気にかけず、彼はただただ“救い”の旅を続ける。
落ち着いた物腰と淡々した冷静な話しぶりはいかにも徳の高い聖職者だが、己の信じる救世の教え以外に頓着しないため、方々で問題を起こしている。
- イラストレーター
- 2017専門学校イラストコンテストNPC部門採用NPC